使用上のご注意と焼き方のコツ

使用上のご注意と焼き方のコツ

使用上のご注意

  • 必ず焼台の下にレンガを2枚引いてその上にのせてください。

    焼台の掃除で水を使うと底面に水が溜まり、そこからステンレスが腐食していきます。 レンガで置台と焼台の間に空洞を作ってください。

  • 変形したロストル(炭載せ台)を無理に押し込まないでください。

    ロストルは消耗品です。使用状況により変形したり割れてきたりします。 無理矢理カナズチ等で叩いて押し込むと本体が変形してしまう恐れがあります。すぐに新品に交換してください。 また、営業前に炭を敷き詰める時にもカナズチ等で炭を叩いていれないでください。

  • オガ炭一段で焼いてください。

    二段三段と積まないでください。一段で十分な火力が出ます。 そもそもこの焼台を使うメリットが無くなります。

上記を必ず守ってください。現物調査にて守られていないと判断した場合、1年保証はできませんのでご了承ください。

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炭熾し、焼き方のコツ、火消し

営業前

17時からの営業と仮定すると16時過ぎぐらいにはオガ炭を火熾し器に入れてガスコンロ(鋳物)で火をつけて下さい。 オガ炭は火付きが悪いので火が付くまで45分〜50分ぐらいかかります。このときのオガ炭の量ですが、慣れるまでは火を付ける前に焼台に並べてから火熾し器に移すとわかりやすいです。

30分ぐらい経つとガスコンロの火を消しても勝手に燃えていきますのでガス代を節約したい方はガスコンロの火を消しても大丈夫です。
火が付いたら送風機のスイッチをオンにして、送風レバーを全開にしてから焼台に炭を移していきます。 この時、良く燃えている炭を上の列と下の列に配置すると、焼台全体の火力が上がるのが早いです。

また、長い炭はカナズチで短く割っておくと後々炭の移動がしやすくなるので便利です。炭を全部移したらすぐに焼アミもセットしてください。 アミも熱しておく必要があります。そのまま10分ぐらい経つと炭と炭の隙間から炎が上がってきます。それが全体に火が付いたサインです。送風機のスイッチを切ってお客様のご来店を待ってください。
お客様のご来店が無い場合は、1時間に1回、スイッチを付けてその時に一番よく燃えている炭を焼台の四隅(できれば上下段全て)に配置してください。この繰り返しです。 また、炭が燃えて痩せてきている所には前日の消し炭を入れて、空気の通りを無くせば炭が無駄に燃えるのを防ぐ事ができます。

営業中

お客様のご来店と同時に送風機のスイッチをオンにしてください。ある程度火が強くなってきたら左面(手前)のレバーを閉じます。 強火で焼く物は右面、弱火で焼く物は左面で焼いていきます。右面が炎が頻繁に立つようでしたら火力が強すぎるという合図なので少しレバーを閉めてください。 左面がほとんど焼けていないようなら少しレバーを開けてください。

右面は全開、半開。左面は閉じる、少し開ける。この繰り返しです。
もちろん大量のオーダー時には両面全開にして焼いて下さい。
忙しくて炭の入れ替えができずに焼き続けていると、どうしても四隅の炭が立ち消えになってしまい火力が落ちてくるので、なるべく@の列とCの列(特にこの設定の場合Aの位置に)その時一番燃えている炭を配置してください。
そしてレバー全開。
新しい炭を補充する場合はABの列に配置すると火が着きやすいです。
特に知っていただきたいのはそこまで強火で焼かなくてもふっくらジューシーに焼きあがるということです。実力に合った火力で焼いて下さい。
お店がたてこんだ時、ご予約の電話の対応、ワンオペ時等の場合は一旦スイッチを切って余熱で焼いても充分美味しく仕上がります。
スイッチを切れば炎が上がらないので、商品を焦がす事はありません。
大切なのは焦がさないことです。
焦げた商品を出されたお客様は二度とご来店されません。

営業終了後

営業終了後、焼台に残った炭を消し壺に入れて、蓋をすれば無酸素状態になるので、炭は勝手に消えます。
お水に入れて消火するお店もありますが消し壺の方が圧倒的に簡単です。
消し壺は蓋つきの深めの鍋や寸胴でも代用できます。
消した炭は次の日以降に、前述したとおり『消し炭』として火熾しや、炭の補充、閉店間際の着火剤として無駄なく消費してください。
掃除です。焼台本体を水に濡らした金タワシでコゲ等を落としましょう。
焼き網はアルミホイルをかぶせて掃除する方法がありますが、あまりおススメしません。溶接が取れてきます。
おススメは油用洗剤を溶かした水に一晩漬け置きして、翌日に熱湯(給湯器の最高温度程度でOK)に10分ほど漬けてからヘラと金タワシで掃除する方法です。
簡単にきれいになります。

補足 焼台に残った灰は深めのスコップなどで営業前に毎日すくって掃除してください。

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